世界一の公衆トイレ
先日、英国の航空関連調査会社「スカイトラックス」が実施した2006年の世界の空港ランキングで、関西空港が総合部門で4位、部門別の、公衆トイレの清潔さと入国審査が世界1位であったとのニュースがありました。
関西空港はこれまで数回利用したことがありますが、そんなにトイレが清潔だなんて気がつきもしませんでした。
ちょうど来週、関西空港経由で日本に一時帰国しますので、どんなに清潔なのか確認したいと思います。
ちなみに、この調査における総合部門世界1位はシンガポールのChangi Airport。シンガポールはシンガポール航空も航空会社といて上位にランキングされています。
成田空港は残念ながらトップ10には入っていませんでしたが、公衆トイレの清潔さは第2位!日本の空港はトイレが清潔ってことなんですかねぇ。
トイレと言えば思い出すのが、秋田県二ツ井町(現能代市)にある「道の駅ふたつい」の公衆トイレです。この町は元同僚の故郷として一部の関係者に知られているだけではなく、明治14年に明治天皇が東北を巡幸された際に、皇后からの手紙がここで天皇を待っていたというエピソードがある「きみまち阪」、そしてそれにちなんで町おこしとして行われた「きみまち恋文全国コンテスト」の町としても有名です。
そんな二ツ井町の隠れた?名所が同僚に紹介された道の駅ふたついにある「1億円の公衆トイレ」でした。
今から十数年前、竹下総理時代の1988年~99年にかけて、全国の市町村にふるさと創生事業として一律なんと1億円が配られました。大都市ではたいした額ではないこのお金も小さな町村では結構な金額!どの町村もその使い道に四苦八苦?したことでしょう。
1億円の金塊を購入した町や温泉を掘り起こした町、さらには宝くじを購入した町なんかもあって一時話題になりましたよね。
そして、なぜか二ツ井町はその1億円で公衆トイレを作るという荒業に出たのでありました。
さて、実際の1億円のトイレですが、外から見る分にはどこからみても普通のトイレで、一億円という価値はみためではわからないといった印象でした。
中の男子トイレは確か上から水がちょろちょろ流れてきて、小さな滝に向かってしている感じ?きっと1億円と言われなければちょっとこじゃれた公衆トイレということで終わってしまいそうなものでした。
ということで、感想はというと、「ふーん、これが1億円かあ」という感じなのですが、ともかく、1億円のトイレに入る機会なんてなかなかあるわけでもなし、なぜか記憶に残っているトイレなのでありました。
こんなトイレを作るのは二ツ井町くらいなものだろうと思っていたら、意外と他の町村でも1億円トイレを作っていたりもします。みんな同じようなことを考えるのですね。(まあ、1億円で何かものを建てるとなると、せいぜいトイレくらいまでなのかってことかも)
普通の人はなかなか秋田県の二ツ井町まで行く機会はないでしょうが、是非そのあたりに行ったら寄っていただきたいものです。
もっとも二ツ井町の場合、公衆トイレなので能代市に合併した後でも有効に利用されるでしょうが、例の1億円の金塊を購入した町などでは、その金塊を合併後にどうするのか?処分するのかどうか?結構話題になっていて、また別な意味で面白いです。まさか、購入時には合併なんてことになるとは夢にも思わなかったことでしょう。
ところで、関西空港自体が巨額の費用をかけて作られているわけですから、ある意味、関西空港の公衆トイレはその値段も世界一かもしれませんね。来週しっかり堪能してきます。


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